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【コラム】夢の鋳物鍋を、2週間うちにホームステイさせてみた~ユニロイの鋳物鍋をレンタルした話

鍋・フライパン解説
すみこ
すみこ

普段はIHの買い方選び方などを更新しているこのサイトですが、たまに管理者の独断偏見満載の意見を「コラム」として掲載しています。

「鋳物鍋ほしい」って、何年言ってるんだろう。

鋳物(いもの)鍋。キッチンを預かる立場なら一度は憧れる存在。
「煮込みが美味しくなる」とか「ごはんがふっくら」とか、そういう話を聞くたびに、前のめりになる。

けど、買えない。

理由はひとつ。重いから。
あの“どっしり感”にロマンがあるのはわかる。わかるんだけど、私の日常はロマンより現実。ただでさえフジノスの鍋(ステンレスだけど3層構造でこれもけっこう重い)を持ち上げるたびに、腕と肩と腰が「私たちを誰だと思ってるの?」みたいな顔をしてくるのに。

これが出会いというのか・・・

そんなところに、UNILLOY(ユニロイ)「2WEEKS UNILLOY(2週間無料で使用感を試せる)」というサービスを発見!
お試しって言っても、よくある“ちょっと触って終わり”じゃなくて、ちゃんと家に2週間いる。つまり、私の生活の中で、鍋が勝手に実力を見せてくれるわけだ。

これはもう、言い訳できないやつ。借りないわけにいかない。

 

というわけで我が家で預かったのが、
UNILLOY キャセロール20cm、色は藍。
色名は日本の伝統色の名前がついてて、うすにび、くちなし、卯の花、さくらなど色名だけで萌える。
うすにび(グレー色)と藍色と散々迷って、ええい、うすにびだ!と思ってサイトに行ったら、ちょうど借りられるのが藍しかなかった。もうこの時点でテンションが上がりすぎている。

で、届いたユニロイを、持つ。
あ、……持てる。

いや、ほんとに声に出た。「え、持てるんだけど。」

もちろん、レンタルするまでの過程でユニロイの鍋については一通り調査済み。他の鋳物鍋より劇的に軽くて、でも熱伝導率も保温性も良くて、ホーローで扱いも楽だし洗いやすい。もう資料見なくても記事書けるくらい頭に入ってるし。でも驚いた。

鋳物鍋って、持つ時に覚悟が必要じゃないですか。「いまから私は鍋を持ち上げます」っていう気合い。
でもこれは、その気合いがいらない。普通の動作として持てる。
“鍋を使うまでのハードル”が下がるって、こういうことか……と、いきなり納得。

もちろん“軽い=薄い”なので、ここは好みが分かれるところだと思います。
分厚くて重い鋳物鍋の「どっしり蓄熱で安定」みたいな魅力を最優先する人は最初から選択肢に入らないかもしれない。
でも私みたいに「憧れはあるけど重さで躊躇し、はや幾年」みたいなタイプには、この軽さが目からうろこというか、「こんなものがあったのか!」と驚くこと必至。

IHで使ってみた。最初の感想は「せっかちが喜ぶ」

毎度のことながらIHのことを語りますが、IHと鋳物鍋は非常に相性が良いです。

鋳物鍋は重さからわかる通り重厚感ある・・・というより実際に厚みがあるので、鍋(の中身)を温めるのに時間がかかるけど、IHは鉄を直接加熱させるから、鉄の塊の鋳物鍋なんてまさしくIHのためにあるようなもの。IHで加熱すれば立ち上がりが早くて、すぐ中の具材に火が入る。

もちろんUNILLOYは、鍋がちょっと薄めだから立ち上がり軽快そのもの。熱伝導率が良いとはこのことか、みたいに瞬時にIHに反応してくれる。

ご飯を炊いたら、ちいかわになった

早速その性能を確かめてみよう。ごはんを炊いてみた。
むしろ熱の立ち上がりが早すぎて、思ったより早く沸騰しちゃって、早々に焦がすとこだったわよ。

それからひたすら弱火でじっくり火を通す。

ほわん。
わァ〜!
うまぁ。(←まだ食べてない)

粒がふっくらしてて、口に入れると“やわらかいのに潰れてない”感じ。対流が起きやすい形状なのか、火の入り方が普通の鍋炊飯より良くて、炊き上がりがきれいな気がする。

家族が「今日のごはん、なんか違う?」って言うかと思ったら、そこは言わない。でもおかわりは早かった。そういうことだよ、うん。


カレーを作った日、20cmの“現実的な良さ”が見えた

次はカレー。
キャセロール20cmって、見た目は「ちょっと小ぶり?」って思うサイズ感なんです。
でも作ってみたら、このサイズ、“夕食で食べ切る”に強い

4人分のカレーを作って、ちょうどよく終わる。
鍋の中で混ぜやすいし、煮込みの様子も見やすい。
そして何より、食べ終わったあとに鍋を見て、「まだこんなに残ってる……」ってならない。

ただ、“作り置きしたい派”にはたぶん小さい。「翌日も食べたい」タイプの人は、最初から22cmが幸せかもしれない。
20cmは、きれいに終わりすぎて、翌日の自分がちょっと寂しい。

洗うところまで含めて「私でも続く」が大きい

鍋のレビューって、だいたい「美味しくできた」で終わりがちなんですけど。今回に関しては、ここがメインと言ってもいいくらいだと思う。

洗いやすいかどうか。

重い鍋は洗うのがひと苦労。これが嫌すぎる。料理してる時はルンルンでも、洗うのが億劫って私の中では「悪」の部類に入る。「罪」と言ってもいい。ただでさえ片付けるの嫌いなのに、重くて苦労するものを誰が喜んで手入れするであろうか。いや、しない。

この鍋は軽いからその億劫さが全然無い。もちろん軽いとは言っても鋳物のわりにはという範囲であって、軽々🎵ということではないが、これは余裕で許容範囲。片手で持って、もう片手で洗うということが可能。しかも20cmのサイズ感がここでもかなり効いてて、シンクを占領しない。

蓋を試しに取手にかけてみたら、立った・・・!蓋を取ったとき場所を取るわビチャビチャになるわ、のストレスなし。蓋ウラの水分も自然に鍋の中に落ちるので、地味だけど案外使い勝手は良さそう。

あと、UNILLOYはホーローだから、もちろん洗いやすいしガシガシこすっても大丈夫。継ぎ目がないのも、サビの心配がなくていい。鋳物(鉄製鍋全般)はサビやすいからね。後片付けや手入れのストレスが無いのも、日常的に使うものならかなり重要ポイントだと思う。

2週間使って、いちばん良かったのは「自分の生活で判断できた」こと

買い物って、脳内で盛り上がるじゃないですか。「買ったら素敵」「使ったら丁寧な暮らし」「人生が整う」みたいな。自分で書いててちょっとむずむずしたけど。

でも2週間借りると、夢じゃなく現実に引き戻される。今回の場合は、いい意味で。

・私の腕で、毎回ストレスなく持てるか
・IHで、気持ちよく使えるか
・私のレパートリーに、この鍋は馴染むか
・そして、洗う自分が嫌にならないか

ここが、ちゃんと見えました。私にとっては、鋳物鍋の憧れを「憧れのまま」にせず、でも勢いで買うこともしないで、納得して選べる時間だったと思う。

他の鋳物鍋でもこういうことやってるメーカーあるのかな?私は見つけられなかったけど、これはいいサービスだと思った。

最後に、正直なまとめ

UNILLOYキャセロール20cm(藍)、ワタシ的にはかなり好感触で、特に「鋳物鍋に憧れるけど重さで止まってる」勢には、確実に試す価値があると思う。

一方で、“重厚な鋳物鍋らしさ”を最優先する人は、別の鍋のほうがしっくり来る可能性あり。当然、重い鍋には相応の価値があるわけで。
あと、ル・クルーゼやストウブみたいに「鋳物鍋といえばこの形でしょ!」という人もこっち。あの独特のシルエットは鋳物鍋ならではですからね。実際、「うちにストウブの鍋、あったらかっこいいだろうなぁ・・」と私自身が思ってましたから。

ユニロイの鍋はそういう意味ではかなりシンプルで、曲線的かつ凹凸が少ない、キッチンにあっても鋳物とは思われにくいフォルム。だからこその軽さや洗いやすさにつながっています。

——さて。
次にカレーを作るとき、私は20cmで満足できるのか。
それとも22cmという“翌日への希望”に手を伸ばすのか。
自分の食いしん坊と相談しながら、もう少し考えます。

(たぶん負ける。)

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