ミーレやボッシュなど、最近は海外メーカーのIHを購入する人も増えています。海外メーカーIHの魅力、日本メーカーとの違いなどを徹底チェック!
日本で買える海外IHメーカーにはどんなものがある?
Miele(ミーレ|ドイツ)

- 特長
- シンプルで上質なデザイン、操作系の作り込みが特徴的。(例:KM 7201 FRは200V・総消費電力5.9kW)。
- Booster(TwinBooster等)で湯沸かしなどが速い。
- 価格帯(目安)
- 公式ストア掲載で 約34〜35万円(KM 7201 FR)。
- こんな人にオススメ
- キッチンもデザインにこだわりたい(家電感より「家具感」)/食洗機・オーブン等とトーンを合わせたい人
BOSCH(ボッシュ|ドイツ)

- 特長
- 日本向けにビルトインIHを展開(例:PXE645FC5Vは単相200V 30A・消費電力5.9kW、フレックスゾーン搭載)。
- パワーブーストなど調理支援機能を訴求。
- 価格帯(目安)
- メーカー希望小売:税込324,500円(PXE645FC5V)。
- こんな人にオススメ
- 「グリル不要で天板をスッキリさせたい」+「大鍋やオーバル鍋も使いたい(フレックス)」人
BOSCH フレックスゾーンがあるタイプ
リンク
GAGGENAU(ガゲナウ|ドイツ|国内はNTECが製品情報・資料提供)

- 特長
- “Vario”思想:30cm/60cmなどを組み合わせてレイアウト自由(IH・鉄板焼・グリル等も同シリーズで連結)。
- 上位モデルではHome Connect等が「日本では使えない」注記がある(機能目当ての人は要注意)。
- 価格帯(目安)
- 例:VI 260 134(4つ口)¥462,000(税抜価格 ¥420,000)等、プレミアム帯。
湯沸かし等で一時的に高火力(1.5倍)にできる「ブースター機能」など搭載。
- 例:VI 260 134(4つ口)¥462,000(税抜価格 ¥420,000)等、プレミアム帯。
- こんな人にオススメ
- デザイン・世界観優先、キッチンを“設備”ではなく“作品”として組む人
GAGGENAU 4口タイプ
リンク
【参考】AEG(アーエーゲー|ドイツ系ブランド/日本は2024撤退)
AEGは2024年11月で日本での事業を撤退しましたが、一部サイトでは販売されています。日本のキッチン規格に合う開口サイズで、そのまま入れ替えができる機種がありますので、DIYで気軽に海外社製IHを使ってみたい人はどうぞ。
- 特長
- 3口/4口などラインナップ。例:AHI735CAは単相200V・30A・消費電力7.4kW。
- カタログ上の希望小売(例:3口 AHI735CA 269,000円)。
- 3口のIH(AHI635CB・AHI735CB)は日本のキッチンに適合した開口サイズ。(=そのまま入れ替えがスムーズにできる。
- こんな人にオススメ
- “海外クックトップの雰囲気”を出しつつ、コストは抑えたい/サポート等は重視しない人
国内IHが入っていたキッチンならそのまま入れ替えOK。

【楽天市場】AEG ドロップイン 3口 IHクッキングヒーター AHI635CB:ネットショップACB
AEG ドロップイン 3口 IHクッキングヒーター AHI635CB
指名買いが定石!海外メーカーの魅力
- とにかく見た目がフラットでかっこいい
海外IHのメーカーはほとんどがヨーロッパ。欧州ならではの洗練されたデザインに一目ぼれする人が多数。ミーレのIHは縁までオールブラックで、キッチンの統一感を重視したい人にもマッチします。 - グリルレス=見た目も調理もシンプルに
日本メーカーではグリルが付いているものが主流ですが、海外のIHはほぼグリルレス。そのぶん収納力がアップしたり、掃除するエリアがトッププレートのみになりといった部分にメリットあり。 - 日本のIHとは異なる配置
海外IHは4口コンロも人気で、配置が特徴的。好みによっては、日本のものより使いやすいという声も。 - 海外食洗機・オーブン等とのブランド統一
ミーレやボッシュは食洗機も人気が高まっています。同じブランドでそろえてキッチンに統一感を出したいという方に選ばれているようです。
海外メーカー品を買うときの注意点
A. 法規・安全表示(PSEなど)と購入ルート
- IHクッキングヒーターは電気用品安全法(PSE)の対象で、適合品にはPSE表示が必要、という整理が公的資料で示されています。正規取扱店からの購入であれば、ミーレ・ボッシュ・ガゲナウともPSEの適合が確認されていますので安心です。
- 並行輸入・個人輸入は「日本語の注意表示がない/返品やリコール対応が難しい」などに注意が必要です。
B. 電源条件(200Vでも“何A必要か”が違う)
- 例:Miele KM 7201 FRは200V表記(総消費電力5.9kW)。
- 例:BOSCH PXE645FC5Vは単相200V 30A。
- 例:AEG AHI735CAは単相200V 30A・7.4kW。
ポイント:同じ200Vでも、必要アンペア・専用回路が変わるので、分電盤側(30A回路の有無等)まで確認したほうが良いでしょう。
C. 開口寸法・設置条件(“入らない”トラブルも?)
- 国内ビルトインIHの多くは、製品幅75cm商品・60cm商品ともに、「幅56cm前後・奥行46cmの開口寸法」でつくられています。海外メーカーのものは奥行きが大きいケースが多数あり、別途工事が必要になる場合がありますので、確認が必要です。
ポイント:幅だけでなく奥行き・下部の放熱スペース・引き出し干渉まで要確認。
D. 使えない機能があるかも
- ガゲナウ製品では、「ワイヤレスデジタルサービス(Home Connect)は日本では使えない」注記のあるモデルが確認できます。
ポイント:スマホ連携・フード連動などは“海外では当たり前でも国内では無効”があり得るので、事前確認が必要。
E. 下部収納の熱・換気(意外と見落としがち)
- ミーレの施工手順書では、「冷却ファンの吸排気・最低安全距離、直下に傷みやすい食品を入れない」などの注意が明記されています。各メーカーの公式サイトや取扱説明書などで十分に確認をしましょう。
こんな人が向いている!海外メーカーIH購入の条件
- デザイン重視(価格度外視)でキッチンの価値を高めたい人
- 食洗機やオーブンと同シリーズで揃えてキッチンの統一感にこだわりたい人
- 開口寸法・電源などの規格について自分で調べる・業者に依頼するなどのコストや手間を惜しまない人
- サポートや修理の利便性については(日本メーカーよりは)重視しなくて良い人
海外メーカーのビルトインIHを導入するにはいくつかの確認や別途工事などが必要になる場合があります。とはいえ、毎日使うものだから気に入ったものを選びたい。時間やコストなどをかけても手に入れたい!という方は、海外メーカーのビルトインIHも検討してみては。


コメント